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間取りづくりで失敗しないために知っておくべき事実

前回のブログでお話させていただいたのですが
「新建ハウジング」という住宅業界専門誌が行った調査では
家を建ててから後悔していることは、収納や間取りが第1位でした。
その他にも寒い、暗い、風通しが悪いということでも
後悔しているという結果が出ています。

住みやすくなるようにと思って家を新築したにもかかわらず
実際に暮らしてみると、住み心地は思っていたほど良くなかった、、、
というのが実態ということなんですね。

おはようございます。
シンプルノート東近江スタジオです。
どうしてこのような結果になってしまったのでしょうか?

●寒くて、暗くて、風通しが悪い家になってしまう理由とは?

その1:断熱性能が悪いから

寒いということは、そもそも断熱性能が悪ければ
当然家の中は寒くなってしまいますよね。
しかし、現在建てられている家は
ずいぶんと断熱性能が良くなっているので
その部分はクリアしていると考えて、
それ以外の要因は?というところを考えていきたいと思います。

その2:2階建てありきで家を考えてしまうから

家の間取りを考える時、まずは平屋から考えはじめます。
これは、可能な限り1階を大きくすることが基本であるということからです。

しかし、多くの方が最初から2階建てありきで
家の間取りを考えておられます。
家は2階建。個室は全て2階につくる。
これが前提になってしまっているんですね。

そうすると、家の中に温度差が生まれやすくなってしまいます。
1階は暖かいのに、2階は寒い、又はその逆で
1階は涼しいのに2階は暑いという風になるんですね。

その3:廊下をたくさんつくってしまうから

また、個室が2階にあるということは
必然的に廊下がたくさん出来てしまいます。
そして、廊下があれば個室のドアを閉めますよね。
そうすると、どうしても部屋と廊下の温度差は生まれてしまいます。

その4:水回りは北だと決めつけているから

多くの方がリビングなどの部屋は南で
水廻りは北だと決めつけてしまっています。
ですが、北に水廻りを配置すると、日が当たらないですし
冷暖房も廊下で隔てられているため、効果が得られません。
結果として、脱衣室やお風呂、トイレが
夏暑くて冬寒い間取りになりやすいんですね。

その5:家を大きくしたがるから

そして、家をやたらと大きくしてしまうのも
寒い家になる大きな原因です。
単純に床面積が大きくなるということは、
体積も大きくなりますよね。

温度差の少ない快適な家をつくろうと考えると
出来る限り家はコンパクトに考える必要があります。

その6:窓を無駄にたくさんつくってしまうから

暗くて風通しが悪い家になってしまう最大の原因は、
窓が窓として機能していないことです。

窓の役割は、光と風を家の中に採り込むことですね。
しかし、ほとんどの家が窓にカーテンを付けないと
外から家の中が丸見えになってしまいます。
カーテンを閉めていると、光の量は減ってしまいますから、
朝から電気なしでは過ごせなくなるでしょうし、
カーテンを閉めたままだと窓は開けられないので、
充分な風を窓から取り込むことが出来なくなってしまいます。

いかがですか?

これが、寒い、暗い、風通しが悪い家を
つくってしまう理由ではないでしょうか?
本当に住みやすい家をつくるためには
その土地の条件に合わせた間取りづくりをすることが必要不可欠です。

そして、敷地に合わせてつくった本当に暮らしやすい家を
出来るだけ予算を抑えながら建てるということも大切なことです。

そのために、家づくりに対する正しい知識を身に付けて、
建てた後に後悔をしないような家づくりをしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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