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将来のゆとりある生活のために欠かせない土地探し必勝法
今までは必要なかったランニングコストが必要になります。
合わせて、メンテナンスの費用や老後資金なども
コツコツと積み立てていかないといけません。
なので、ローンの支払いを家賃よりも高くすると
後々大変になることがあるため、あまりおススメはできないですが
その反面予算を重視して家づくりをするということは
家づくりの予算を想定から、目安ですが600~900万円ほど抑えなくてはいけなくなります。
それだけの費用を抑えようと思うと、
家に掛ける予算をカットするのはもちろんですが
同時に土地に掛ける予算も抑える必要があります。
おはようございます。
シンプルノート東近江スタジオです。
今回は、土地の予算をカットするための
現実的な方法についてお伝えさせていただきたいと思います。
●値段が高い土地は買わない!
まずは、これです。
めっちゃ簡単ですね。
これは、なぜかというと
例えば土地を探す条件として多くの方が
日当たりがいい、形がきれいな土地をお探しになるので
この条件が揃った土地というのは、
同じエリア内でも最も価格が高く設定されます。
当然人気ですので、価格交渉の余地はありません。
ですが、「日当たりがいい土地を買ったからいい家が建つ」
ということは必ずしもイコールではありません。
日当たりがいい土地に家を建てる時
日当たりがいい方向に大きな窓をつくりますよね。
その結果として、外から家の中が丸見えになってしまいます。
では、どうするか?
外から見えないようにカーテンをつけますし、
基本的にカーテンが閉めっぱなしになってしまいます。
結果として、家の中は薄暗くなるし
これでは窓も開けられないので、せっかく大きな窓があるのに
風を採りこむことも出来ない家になってしまいます。
また、窓の配置や大きさを見ればその家の間取りも
おおよそ検討がつきますし、洗濯物も丸見えになりますので
家族構成までわかってしまうと、、、
防犯性がよくないですよね。
さらに、コストの部分でも
視線を防ぐためだけのカーテンに
あまりにも強い太陽光や、台風の風を防ぐためのシャッター、
そして防犯性を少しでも高めるために目隠しの樹木など、
余分に費用がかさんでしまいやすくなりますね。
多くの方が探している
日当たりが良くて、形がきれいな土地というのは
実際家を建てるとこのような現実があるのではないでしょうか。
あなたに知っていただきたいのは
どんな土地であっても、その土地に合わせて設計するということを心掛けていれば、
明るさや開放感は土地の日当たりの良し悪しにそこまで左右されることはないです。
ですから、同じ分譲地で土地を買うのであれば
南面道路の土地よりも2~3万円坪単価が安く設定されている
南以外の道路の土地で全然問題ないですし、
あるいは、分譲地よりもさらに価格が安く設定されている土地を
探していただくということもおススメさせていただいています。
●土地探しの際の注意点
次に価格が安い土地を実際に探すにあたり
いくつか注意しなくてはいけないことがあります。
例えば、田・畑といった農地。
これは宅地に比べるとかなり安い価格設定になっていますが
まず道よりも土地がかなり低くなっているということと、
表面の土を入れ替えする必要があるので
土代に相当な費用が掛かることになったり、
境界のコンクリート基礎を道路面以外の全ての方向につくらないといけなかったり、
水道の引込の距離が遠かったりなど
別途で費用が多く掛かることになります。
また、すでに境界のブロックがあったとしても
そのブロックが傾いたり、強度的に弱そうだったら
ブロックの作り替えが必要になることもありますので
土地を見る時に注意して見なくてはいけません。
さらに、雨水の排水先として側溝が必要になりますが
これが前面道路になければ排水先を探さないといけません。
排水先がないと、家が建てられないこともありますし
家を建てられたとしても、多大な時間が掛かったりすることもあります。
●オススメな土地探し方法
このようなことも調査する必要がありますので
土地探しは住宅会社と一緒にしていただくことがおススメです。
住宅会社の方と一緒に探せば
その土地にどんな家を建てることが出来るかが分かりますし
設計をする前に、その土地のことを全て調べてくれますからね。
一番おススメな土地探しの方法は
まず資金計画をしてから、土地にかけられる予算を明確にして
その予算に合わせて土地を探し、気になる土地が見つかれば
その土地に合わせてプランをしてもらうことです。
そうすれば、気に入った土地にあなたの理想の家が建てられるかどうか
土地を購入する前に判断ができますし、その土地にかかる土地代以外の費用がわかります。
そして、家や外構の費用まで見積りが出たら
家づくりの総予算がはっきりとしますし、
そうしたら、資金計画との誤差も明確になりますから
土地の価格をいくらに抑えればいいのか、
どの部分の予算を削ればいいのか?などが明確に分かるようになります。
そうすることで最初の資金計画から大幅な狂いがなくなるんですね。
今回は土地探し必勝法というタイトルで
土地にムダに予算を掛けすぎないためのテクニックをお伝えさせていただきました。
ぜひ、この方法を参考に土地探しをしていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。