東近江スタジオBLOG
住宅ローンが借りられない？３つの理由
銀行でまず事前審査を行ってから本審査の手続きへと進んでいきます。
この事前審査では、ローンを申し込む方の借入とその返済状況などを
CICやJICCといった信用情報機関を通して調べられるのですが、
そうすることで、全ての借入状況が銀行には分かってしまうことになるので、
ごく当たり前のことですが、住宅ローンを申込む時には、
これらを全て正直に銀行に申告する必要があります。
おはようございます。
シンプルノート東近江スタジオです。
調べられるとはいっても、
なにか借入があればそれだけで住宅ローンが借りられないというわけではないのでご安心ください。
申込み先を確かな目で選び、ある3つの条件だけクリアしていれば
住宅ローン審査に落ちることはまずないのです。
今回は、それらについてお伝えしたいと思います。
●住宅ローン借入が難しくなる3つの理由とは？
まず１つ目ですが、信用情報に異動登録されてしまっている方です。
分かりやすく言うと、延滞行為を複数回行ってしまい、
ブラックリストに登録されてしまっている方です。
この場合、異動登録が抹消されるまで住宅ローンを借りることが出来ません。
2つ目は、自己破産してしまった方。
この場合、官報に公示されてから10年と1ヶ月が経過しないと、住宅ローンを借りることが出来ません。
3つ目は、債務整理してしまった方ですね。
債務整理とは、借金の問題を弁護士や司法書士に依頼して、
債権者と交渉し、過払い金の返還や利息のカット、借金の減額などを行なうことです。
これらを行なった方も5年と1ヶ月が経過するまでは、
住宅ローンを借りることが出来ないと言われています。
この3つの条件に当てはまった方は、すぐに住宅ローンを借りることは難しいのですが、
そうでなければ、借入金額は収入に左右されるものの、
住宅ローンの審査に落ちることはまずないと考えていただいていいと思います。
●車のローンがあると住宅ローンは借りられないの？
車のローンがあると、銀行によっては
それを全額返済してから申込みに来てくださいと言われることがありますが、
基本的には、返済比率さえ問題なければ、
車のローンを残しつつ住宅ローンを借りることも可能です。
例えば、あなたの年収が400万円だと仮定すると、
フラット35で住宅ローンを借りるとしたら、3800万円まで借入することが出来ます。
そして、それを35年払いで計算すると、
毎月の返済額は、最大で11.6万円まで可能であるということになりますね。
（これだけ借りて良いかどうかという話は別にして、、、）
もし、あなたが車のローンで毎月支払っている額が3.4万円だとしたら、
その返済期間がいつまでかに関わらず、11.4万円から3.4万円をマイナスした
8万円から逆算した金額を住宅ローンとして借入することが出来ます。
つまり、この場合、2600万円までの住宅ローンならば、
車のローンがあっても借入出来るということになりますね。
ということで、住宅ローンを借入する際には、これを機に一括返済するのか？
あるいはそのまま残しつつ住宅ローンを借りるのか？を
選択することも出来るということを覚えておいていただければと思います。
●注意すべきなのは携帯料金！
住宅ローンの申し込みに当たって、注意していただきたいのはスマホの料金なんです。
というのも、この料金をクレジットカードで支払っている方も数多くいらっしゃるのですが、
スマホのプランは機種代が分割払いで通話料金に上乗せされていることが多いからです。
なぜ、注意すべきなのか？というと、
スマホの料金は、車のローンやアパートの家賃などに比べて支払い金額も低く、
ついウッカリと残高不足で引き落とし出来なかった・・・ということが起こりやすいのです。
1万円にも満たない支払いが、数ヶ月連続で出来なかったという理由だけで、
住宅ローンが借りられなかった・・という方も、現実にいらっしゃるのです。
そうならないために、日頃から分割払いやクレジットカードなどの支払いにも、
充分に注意することが必要なんですね。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
