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真っ白な家をキレイに保つ方法

白い家はきれいであこがれるけど、
汚れが目立つから、、、そんな風に考えてしまい
結構多くの方が白い家を諦めているのではないでしょうか。

おはようございます。
シンプルノート東近江スタジオです。

確かに、白い家は汚れが目立ちます。
でも、黒い家も汚れは目立ちますし、
アイボリーやベージュの家も白と同じように汚れは目につくものです。

ですから、キレイな外観を保つには汚れが目立ちにくい色を選ぶのではなくて
汚れの原因を無くすということの方が重要になってきますね。

上の写真のお家は、真っ白の外観にさせていただいたのですが
この玄関がある家の正面には、
そもそもの汚れの原因となるものが全て排除されています。
ですから、家の顔となる正面が汚れにくいというわけです。

●外壁の汚れの原因って何?

まず、外壁を汚れさせる最大の原因。
それは「窓」なんですね。
窓は外壁よりも出っ張っているんです。
その出ている部分に土ぼこりなどの汚れがたまり、
雨が降ると窓の脇を伝って流れていきます。
これが、よく見かける窓の下の涙のような筋の汚れになります。

ですから、私たちも毎日見られることになる家の正面には
基本的には窓をつくらないように考えています。
これは、当然家の中の明るさは確保しながらですね。

そうすることで、家が汚れにくくなりますし、
見た目が格段に美しくなります。

そして、外壁の塗替えコストを少しでもカットすることができます。
(汚れがひどいと気になるので早く塗替えたくなることと、
リフォーム訪問販売の営業さんの目にもとまりやすくなってしまうんですよね)

汚れだけでなく、正面に窓がないとパッと見ただけでは
間取りが分からないので、防犯性も高くなるというメリットもありますね。

その他にも、換気扇の外部フード、エアコンの配管や室外機
2階のトイレの外部配管、エコキュート、樋など、、、
通常立面図やパースには反映されないため
家が完成して初めて気が付くことも多いですが
これらの部材も、窓と同じように外観を汚して
せっかくの家の景観を乱してしまう大きな原因です。

ですから、間取りを考える時には
家の正面に換気扇の外部フードが出てこないか?
エアコンの配管は?エコキュートは裏に置けるか?
など、家を汚す原因となるものたちの配置も同時に検討する必要があります。

多くの方が、間取り図だけを見て考えてしまい、
変更しようとしてしまうものです。

ですが、家は敷地の環境、周囲の家との兼ね合いなど
様々な条件を同時に考えながら、配置や間取りを考えなくてはいけないものです。

例えば、ただ単純に南だから大きな窓をつくったとします。
でも、そこが丸見えになってしまうのであれば
せっかくの大きな窓も、本来の役割を果たすことが出来なくなってしまいます。

また、南につくった大きな窓のすぐ外に
2階建ての家が建っていたらどうでしょうか?
そこから光は入ってこないので、南に大きな窓があっても
間取り図で考えていたよりも暗い家になってしまうのではないでしょうか。

これらのことは、ほぼ全ての方が住んでから
初めて気が付くことなのですが、
住んでしまってからでは、どうすることも出来ませんよね。

なので、間取り図だけを見て
あーでもない、こーでもない、、、と考えるのではなく
敷地の環境や周囲との兼ね合いなどもきちんと考えた上で
間取りを考えるようにしていただければと思います。

次回は、
「このお家はなぜこのようなお家になったのか?」について、
写真を交えながらお伝えしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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