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「平屋は高い」と思い込んでいませんか?

「平屋って高いんですよね?」
あなたもそんなイメージをお持ちではないでしょうか?

確かに、「家にはこれだけの部屋が必要で、部屋の広さは〇帖以上なければいけない!」という思い込みを元にして平屋を建ててしまうと面積が大きくなり過ぎてしまうため、イメージ通り価格は高くなってしまいます。

ですから、そのような方は、平屋にするよりは2階建ての方が向いているでしょう。

また、家の価格の目安を知るためによく使われている「坪単価」がありますが
この坪単価で家の価格の高低を決めている方も「平屋は高い」という結論になるでしょう。

なぜなら同じ材料を使っていても、「坪単価」は2階建てより平屋の方が10万円程度は差があるものなのです。

明けましておめでとうございます。
シンプルノート東近江スタジオです。
本年もどうぞよろしくお願いします。

しかし、家の「総額」を考えてみると、平屋は特別高くはないんです。
では、その理由ですが

●平屋にすると階段がなくなる
まず、平屋の場合、階段がいらないですよね。
そうなると階段分の面積2帖(1坪)×2階=4帖(2坪)家の総面積が小さくできます。

●平屋にすると廊下がなくなる
これは、平屋だから必ずというわけではないのですが
設計の工夫で廊下をゼロにすることができます。

2階建ての家で寝室や子供部屋などを2階に配置すると、
必然的に3帖〜4帖(1.5坪〜2坪)ぐらい廊下ができてしまうので、
その面積がカットできるということですね。

●平屋にすると2階にトイレがいらなくなる
2階がなくなれば、トイレが1箇所でよくなります。
そうしたら、1帖(0.5坪)面積が減らせるし、
便器や水道工事の費用もカットすることが出来ます。

●平屋にすると和室がいらなくなる
2階建ての場合、個室が全て2階に配置されるため、
多くの方が1階のLDKに併設して和室をつくることになります。

子供が小さいうちは和室が遊ばせるスペースになったり
いつも使うものの荷物置き場として使える予備室として
和室があった方が使い勝手がいいですよね。

しかし、当たり前のことですが、平屋となれば全ての部屋と収納が1階に配置されるので、
2階に上がらなくても自分たちの部屋を、入居した瞬間からフル活用することが出来るんです。
また、ほとんどないと思いますが、もし親御さんが泊まって行くことがあったとしても
子供部屋を使っていただくことができるので、わざわざ余分な部屋をつくらなくてもよくなります。

というわけで、和室をカットすることが出来るようになります。
もし、この和室を4.5帖つくり、押入を1.5帖つくっているとしたら、
4.5+1.5=6帖(3坪)面積を減らすことが出来るということですね。

以上の4つを合わせてみると、約7坪の面積を減らすことが出来るんです。
もしあなたが2階建てで33坪の家を考えているとしたら、
33坪―7坪=26坪で、必要な部屋と収納を保ったまま
平家を建てることが出来るというわけですね。

そして、家の「総額」を考えると
例えば、2階建ての家を坪単価(税別)50万円×33坪=1650万円としたら、
同じ材料を使って建てた平屋は、坪単価(税別)60万×26坪=1560万円で建てることが出来るという感じですね。

いかがですか?

もちろん、平屋にするとなると、プライバシーが確保しにくかったり、
防犯性に対する不安があったり、
敷地環境によっては、明るさが確保しにくかったりと、
他にも様々な問題が発生しやすいということはあります。
ですから、平屋を建てるならこういった問題点もしっかりクリアする必要があります。

ですが、これらの問題をしっかりクリアした平屋を建てることが出来れば、
よりお手頃な価格で、より暮らしやすい住まいを手に入れられるのではないでしょうか?

また、平屋にすることで将来にわたって使いやすく、住みやすい住まいとなります。
さらに、メンテナンスコストも抑えられるし、将来のリフォームコストも安く抑えることが出来るようになるんですよ。

頭の中にイメージしている先入観だけで判断して
このような可能性を捨ててしまうのは、とてももったいないことだと思うんです。

人生ほど高価なものはありません。
家に対して正しい知識を身に付け、家にコストを掛け過ぎないようにし、
お洒落な住まいと同時に、お金にも時間にも余裕のある暮らしを手に入れませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。
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