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豊かな暮らしをつくるために必要なこと

日本は銀行にお金を預けている割合が欧米諸国に比べて高いと言われており、
実際の割合が、アメリカで10%、ユーロ圏で30%のところ
日本は50%の金融資産を銀行に預金しているそうです。

ですが、今の銀行の利率では預けていてもお金は一向に増えないですし、
逆に時間外にお金を引き出して手数料が掛かってしまうと
むしろ減っていく方が多いんですよね。

将来のことを考えれば、なんとなく銀行にお金を預けるのではなく
年金や保険などの制度も上手く利用しながら
お金が必要になる時期のためにしっかりと資産形成する必要があります。

おはようございます。
シンプルノート東近江スタジオです。

高齢化で年金や医療費の支出が増えることから
日本では2010年度から本格的な増税を進めてきました。
そして、これからは増税だけではなく
社会保険料が上がることも避けられない現実です。

ですから、少しずつ老後に必要なお金をつくるためには
貯蓄から投資に移行する必要があると言われています。
そのために、家づくりを従来通りのものではなく将来の暮らしやお金のことを見越して、
根本から見直すことで必要な資金を捻出しなくてはいけません。

●土地代、家代、庭代のトータルコストカット

例えば従来の家づくりをされている方の多くは
毎月9~10万円の返済金額で住宅ローンを組んでいますが
これを毎月支払いながら、貯蓄や投資もしてとなると
一般的なご家庭では余裕がなくなってくるかもしれません。

ですので、私たちはこれよりも2~3万円くらい負担を減らした額で
住宅ローンを組むことが理想ですとお伝えしています。
これは、土地から買って家を建てる場合でも同じです。
そして返済金額を抑えた分で、貯蓄や投資、運用をしていくことがおススメなんですね。

ですが、月2~3万円返済金額を抑えるということは
総額で600~1000万円分抑える必要があるということですから
そのためには、土地の探し方や家づくりの考え方を
従来の家づくりをしている方とは180度真逆にするつもりで進めなくてはいけません。

土地に使える予算を正確に知らないまま
土地を探したり、買ったりと進めていくと
そのしわ寄せが間違いなく住宅ローンにきます。

さらに、坪単価や広さだけにこだわって家づくりを進めたり
今の思いだけで、家にあれもこれもと詰め込んでしまうと
家の予算も大幅にオーバーしがちですし、
ということはそのしわ寄せがまた住宅ローンにきてしまいます。

なので、私たちはまず最初に資金計画をして、土地にかけられる予算と家にかけられる予算を正確に知ってから、
その予算の中で土地を買い、その予算の中で家を建てる。という順番で家づくりを進めることをおススメしているんですね。

●光熱費をカットする

家にかかる費用は住宅ローンだけではありません。
住宅ローンはいつか終わりがきますが、光熱費は住み続ける限りずっと必要な費用です。
なので、電気代のカットについて考えることも家づくりでは非常に大切です。

太陽光発電の買取価格がどんどん安くなっているため、
太陽光発電は今から始めてもダメだと、多くの方が考えておられることと思いますが、
私たちが支払っている電気料金に着目すると、こちらはどんどん値上がりしているんですね。

しかも、太陽光発電の売電費用はあなたも私も含め全国民が負担しているのですが、
この負担も年々上がっていて電気料金の実は10%近くをこの費用が占めていますし、
さらに今後もこの費用は上がり続けるとも言われています。

ということは、できるだけ電気を買わないようにする方法も非常に重要なこととして考えていかなくてはいけません。

もし、あなたの懐を傷めずに太陽光発電を設置出来て、
その結果生涯にわたって電気代を大幅に抑えることが出来るようになるのと、
今後上がり続ける電気代を生涯支払っていくのとではどちらがいいと思いますか?
電気代を大幅に抑えることができる家の方がやっぱりいいですよね?

家づくりにあたり、以上のように費用をカットすることが出来たら
貯蓄や投資、運用に回せるお金が捻出できるようになります。
これは、生活のレベルを落としたり、日々の暮らしで無理な節約をすることなくできるんですね。

ですから、正しい知識を身に付けることで、
家には必要以上のお金を掛けすぎないようにして、
あなたの家づくりをしていただければと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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