それは今までにない、新しい住宅のカタチ。

SIMPLE NOTE東近江スタジオ

0120-114-426

BLOG

日当たりが良さそうな土地に建つ家の共通点?

あなたはどんな土地に家を建てたいとお考えでしょうか?
まず日当たりがいい家にしたいですよね。
そのために、日当たりが良さそうな土地を買いたい。
誰もがそのように考えるのではないでしょうか?

だから、日当たりが良さそうな土地の需要が高まって
同じ場所の日当たりが良さそうじゃない土地に比べると
価格がどうしても高く設定されてしまうんですよね。

人気の土地ということは、不動産屋さんに値引き交渉は基本的に出来ないでしょうし
見つけた時に即決しないと、すぐ売約済みになってしまうので
じっくり検討する時間も与えられない、、、
というのが、日当たりが良さそうな土地が背負っている宿命です。

おはようございます。
シンプルノート東近江スタジオです。

でも、どうでしょう?
そんな土地に建っている家のほとんどが
せっかく急いで周りの土地よりも高い費用を出し
日当たりが良さそうな土地を買ったにもかかわらず、
その良さを全く活かせていないというのが現実です。

●窓が窓としての役割を果たせていない

日当たりが良さそうな土地に建っている家をご覧いただければ
「なるほど」とご理解いただけると思いますが、
日当たりがいい家になるように大きな窓をつくったのに
その全ての窓に目隠しのためのカーテンが設置され、
視線と一緒に太陽の光も遮断しています。

その結果、日当たりがいいはずなのに
朝から照明を付けないと過ごせないようになってしまいます。
また、カーテンが開けられないということは
窓自体も開けられないということですので
風通しのために使うこともできません。

●ウッドデッキもお金の無駄

日当たりがいい南側リビングの大きな窓の向こうには
憧れだったウッドデッキ、、、
これも、あんなに使いたいと思っていたのに使えないのが現実ではないでしょうか。

なぜなら、ウッドデッキが周囲から丸見えだし、
ウッドデッキを使うためにカーテンを開けたら
家の中まで丸見えになってしまうんですよね。

●洗濯物が丸見え!

日当たりが良い土地に建っている家
このほとんどが2階のベランダで洗濯物を干しておられることでしょう。
洗濯物が周囲から丸見えになると、
生活感は丸出しになってしまうし
洗濯物を見れば家族構成が分かってしまうので
景観的にも防犯的にも悪くなってしまうので
これもおススメ出来ることではありません。
さらに、洗濯の動線的にも最も手間と労力がかかってしまうパターンです。

●間取りがバレバレ

そして、日当たりが良い土地に建っている家は
窓の形やデザインを見ただけで
どこにどんな部屋があるのか、
簡単にバレてしまうところも問題なんです。

ベランダの洗濯物を見て家族構成が分かり、
窓の形やデザインを見たら間取りが分かって、
夜、照明がついているかどうか見れば
使っている部屋、どこに人がいるのか分かってしまう、、、
これって、ちょっと不安じゃないですか?

●外構の工事費用も高額になりがち

これらの防犯性やプライバシーの低さを補うために
フェンスや植木などが必要になって
外構の工事費用も高くなりがちなのも
実は日当たりが良い土地の隠れた難点といえます。

つまり、日当たりが良い土地が誰もが良さそうに感じるのですが
実は土地代も外構費も高くなってしまうし、
普通の家を建ててしまうと、すごく暮らしにくい家になってしまう、、、
ということなんですよね。

結論としては、どんな土地も活かすも殺すも設計次第ということです。

日当たりが良さそうな土地で、わざわざ暗くて住みにくそうな家にするのも、
日当たりが悪そうな土地で、明るくて住み心地に優れた家にするのも、
どんな間取りを提案するのか?設計によって全てが決まるのです。

なので、個人的には、わざわざ高いお金を払ってまで
日当たりが良さそうな土地を買うよりも
出来るだけ予算を抑えて土地を買った方が絶対に良いと考えています。

ただ、どんな土地でも共通して言えることはあって
住み心地がいい家をつくるためには工夫やアイデアが必要になって
そのために、掛けるべきコストが確実に存在します。

つまり、その分だけ、家の費用が高くなってしまうということですね。

ですから、本当は不必要であることは最大限コストを抑えて
家の費用が高くならないようにしなければいけないんですね。

ということで、次回はこの続きで
家の費用を抑えるために、削るべき不必要なものは何か?
ということについてお伝えしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
LINEで送る